従来型のネットカフェはこのような店でした

ネットカフェ(通称ネカフェ)とは、その他の通り、従来は、インターネットをするだけの場所でした。日本だけではなく、海外でも流行していました。しかし、日本では、漫画喫茶と機能が融合するという奇妙な現象が起こり、独特の発展を遂げたと言えます。今のネカフェは、パーティションで区切られた個室に、インターネットに接続できるパソコンやテレビが置かれているのが一般的ですが、これも、昔のカフェとは大きくことなります。さらに、ネカフェは、24時間営業が多いため、宿泊目的で、利用する人も増えてきました。その結果、シャワーを完備している店舗も増えました。特に、近年はスマートフォンの普及によって、パソコンを持っていなくても、簡単にインターネットに接続できるようになったので、インターネット接続以外のサービスがますます充実になってきています。以下では、従来のネットカフェの特徴を振り返ることにします。

観光客のための連絡手段として流行した従来型店舗

インターネットカフェは、もともとは、娯楽の場として流行っていたわけではありません。現在のネカフェ利用者は、漫画を読んだり、ネット動画で映画を見て、時間をつぶそうという目的の人が多いですが、従来は、ネットに接続してメールを送ることだけが目的だったのです。メールを使える場所が、当時は必要とされていました。特に、世界中の有名な観光地には、ネカフェが多く存在していました。現在の日本のネカフェのような個室はなく、パソコンがずらっと並んだだけシンプルな空間でした。料金は、日本円で10分100円程度でした。なぜ、海外旅行の観光客がネカフェを必要としていたのかというと、メールで自国の家族と連絡を取るためです。また、10年ほど前は、留学生は自分の部屋にネットの回線が引かれていないことが多かったので、ネカフェで、自国の家族や友達と連絡を取っていました。外国人が多く集まる都市では、とても必要とされたお店だったのです。ちなみに最近は、ネカフェよりも、Wi-Fiスポットが海外旅行者には求められるようになったので、従来型のネカフェは減りつつあります。

女性には入りにくかったマニアックな空間

最近のネットカフェは、女性が気軽に利用できるようになりました。日本の場合、早い時期から、インターネットスペースが個室化されました。しかも、自宅のパソコンで見るためには、月額費用を払わなければならない、エッチな動画の視聴も自由にできることから、マニアックな男たちが集まる場所という偏見がありました。しかし、一部の若い渋谷系のギャルたちが、24時間営業に注目して、安いお金で寝場所を確保する目的で利用し始めました。これは、奇妙な社会現象として、当時、テレビのニュースでもたびたび報道されました。その結果、女性の利用者が増えたのです。従来は、男性を対象とした店づくりでしたが、最近は、禁煙席を設けるのが当たり前ですし、女性専用スペースを完備した店舗も多くあります。また、レディース料金で、女性の集客に力を入れるのも、今では常識になっています。